不動産共有って共同の権利?|用語集

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不動産共有って共同の権利?

ご相談内容

父から相続した松戸市の一軒家を、叔父と二人で共有。元々は私(相談者)と祖母の二人で本件建物に住んでいましたが5年前に共有者の叔父が離婚して出戻り、それから一緒に住んでいます。しかも、この叔父さんが重度のアル中。

叔父さんは給料の全てをお酒につぎ込み、電気、水道、ガス代はもちろん、その他生活費のほとんどを私が負担しています。固定資産税の支払いも言うまでもありません。

私の持分は土地・建物各6分の1ですが、早急に売却してこの家から出て叔父さんから離れたい。何社か買取業者に相談しましたが想定よりも金額が安いし、あれこれと諸費用も請求されます。

ポイント

  • 共同名義である叔父との関係を清算し、自分の持分を早く高く売り整理したい。
  • 買取業者の対応が信用できない。(だって安く買い取るのが商売でしょ??)

解決までの流れ

相談者は当初、弊社も買取業者と思いお問い合わせ頂きましたが、弊社は買取業者ではない旨説明し、まずは面談を申し入れました。

弊社は“できるだけ早く、高く売りたい”売主様のご要望に対し、Century21グループのネットワーク顧客を通じて、より良い条件提示を示した投資家と取引を仲介する専門チームです。(仲介手数料など売主負担の手数料は一切ございません)

相談者は何社も買取業者に問合せていたそうですが、実際面談を持ちかけられたのは弊社が初めてだったようで大変驚いていました。面談時に相談者の抱えている悩み、不満、要求等を聞いて、対策なども提案する過程でとても安心された模様でした。

今回のケースは、相談者様が面談を通じて安心して頂いたことが全てでした。結果、不動産鑑定士による査定後、適正価格での売却を提案。その金額より高い金額で購入して頂ける投資家様をご紹介できることが出来ました。

その過程で以前相談されていた他の買取業者からは「その金額で買い取るなんて有り得ない、色々諸費用を請求してくるから気をつけて!」と不安を煽られたそうです。ですが、相談者様は既に安心と信用をしていたので何も動じませんでした。ちなみに相談者様が負担された金額は0円です。

この記事の監修者

松原 昌洙マツバラ マサアキ

代表取締役 /
宅地建物取引士

CENTURY21中央プロパティー代表取締役。静岡県出身。宅地建物取引士。都内金融機関、不動産会社を経て2011年に株式会社中央プロパティーを設立。共有持分を始めとした相続トラブル・空き家問題の解決と不動産売買の専門家。主な著書に「[図解]実家の相続、今からトラブルなく準備する方法を不動産相続のプロがやさしく解説します!」などがある。

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