日本の不動産マーケットで
共有名義不動産を求める海外の投資家たち
外国人の投資家は
増えているのか?
日本の住宅市場は依然として好調

2015年ぐらいから東京オリンピックを見据えて海外投資家、中でも中国人が首都圏のマンションを購入しているという情報がニュースや新聞、Webメディアで報じられていました。
近年もAirbnb(エアービーアンドビー)を代表とした民泊が活況であり、外国人投資家の不動産投資熱は、勢いを増しています。

世界各国の不動産利回り情報などがわかる「GLOBAL PROPERTY GUIDE」というサイトがあります。
2017年の記事ではありますが、海外から見た日本国内の不動産市場についてJapan’s housing market remains buoyant、「日本の住宅市場は依然として好調」などの情報が確認できます。
Japan’s housing market remains buoyant
「日本の住宅市場は依然として好調」
海外の投資家が日本の不動産を購入するのは、利回りという収益性も当然魅力的ではありますが、そもそも他の国では不動産が売買できない法律や規制があるケースが多いためです。
日本は、海外投資家による不動産購入の規制がない点が、買いやすい理由にもなっています。
日本の不動産に投資する理由
不動産私募ファンドを組成・運用する三井住友トラスト基礎研究所のレポートによると、海外投資家が日本の不動産に投資を行う理由の上位に以下の5つを挙げています。
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「イールドギャップにより相対的に魅力が高い」
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「グローバルなポートフォリオの中でアロケーションしたい」
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「インカムの安定性が高い」
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「不動産市場の規模が大きい」
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「政治的・経済的な安定性が高い」
これらの項目は過去の調査においても上位に挙げられており、海外投資家の資金が日本の不動産市場へと向かう要因として定着していることが分かります。
参考資料:三井住友トラスト基礎研究所(PDF)