自宅が競売にかけられたら?|トラブル事例|用語集
自宅が競売にかけられたら?
おはようございます!共有持分アドバイザーの松本でございます。
本日は「ちょっとした豆知識」をお伝えできればと思います。
本日のテーマは「強制競売」について!競売を入札した経験もありますし、また、債権者から競売申し立てを受けた方の立場に立って、競売申し立てを取り下げた経験もあります。
本日は、後者である「競売申し立ての取り下げ」についてお伝えしようと思います。
諸事情により住宅ローンの支払いが滞ってしまって、ご自宅や担保物件の競売の申し立てを行われた等、様々な事案があります。債権者からの通知や裁判所からの競売に関する通知が届き、不安になるというのは当然のことと思われます。
「このままでは一家離散」「死んでしまいたい」「住宅ローンの返済をどうすれば」等々お声を頂戴するたびに胸が痛い思いでお話しをお聞きしております。
しかし、あきらめないでください!競売を取り下げることは可能なんです!数ある方法の中の一つの例としては、「売却」をすることです。債権者と交渉を行い承諾を得ることによって、適正な価格で「売却」をすることにより「競売」自体を取り下げることができます。
メリットとしては、
- 債務額の減少により少額での毎月支払金額の交渉ができる
※条件によっては、債務免除や滞納処分に関する執行停止等々もあります - 転居先のあっせんや転居費用が補てんできる
- 早い段階で売却すれば周辺の方に競売だということがわからない

何もせずに、競売になるより「ほんの少し行動」をするだけで、気持ち的にも楽になります。
共有名義不動産の競売でお悩みの方は、中央プロパティーへご相談ください。
この記事の監修者
代表取締役 /
宅地建物取引士
CENTURY21中央プロパティー代表取締役。静岡県出身。宅地建物取引士。都内金融機関、不動産会社を経て2011年に株式会社中央プロパティーを設立。共有持分を始めとした相続トラブル・空き家問題の解決と不動産売買の専門家。主な著書に「[図解]実家の相続、今からトラブルなく準備する方法を不動産相続のプロがやさしく解説します!」などがある。