共有持分権者が15人もいる一軒家|トラブル事例|相続

更新日:
作成日:
コンテンツ番号:1433

共有持分権者が15人もいる一軒家

共有持分アドバイザー高田が担当しました「事例でわかる共有持分」として、千葉県浦安市の一軒家共有持分をお持ちのO様の相談内容および解決内容をご紹介します。

ご相談内容

10年前に相続しました一軒家の共有持分を持っております。他の共有持分は売買、相続により今では共有持分権者が15人もいる状況です。

親族以外の第三者も共有持分権者となっているため、とても複雑な権利関係となってしまっています。更に、共有持分を持っている叔母も最近亡くなり、また相続で権利関係が複雑になるのは明白な状況です。

時間が経つにつれて、もっと複雑な状況になる可能性が高いため、せめて、私の分だけでも処分したいのです。

共有持分権者が15人もいる一軒家の図

ポイント

  • 時間が経つにつれて、所有者が増えて権利関係が複雑になっている。
  • 共有持分の割合を整理する必要がある。
  • 権利者が非常に多いため、高く買い取るお客様を探せられるか?

解決までの流れ

共有持分権者の内、既にお亡くなりになられた方もおり、更なる相続人の特定とそれに伴う共有持分割合の相続等により、権利関係が非常に複雑な案件でしたが、ご依頼人の意向を聞いた上で当社が適正価格にて買い受けました。

相続手続きでの遺産分割協議により、共有名義となる場合、将来的に火種を残す結果となる場合もあります。

相続問題については、やはり専門家のアドバイスのもと、適切に遺産分割協議をおこなった方がよいでしょう。

この記事の監修者

松原 昌洙マツバラ マサアキ

代表取締役 /
宅地建物取引士

CENTURY21中央プロパティー代表取締役。静岡県出身。宅地建物取引士。都内金融機関、不動産会社を経て2011年に株式会社中央プロパティーを設立。共有持分を始めとした相続トラブル・空き家問題の解決と不動産売買の専門家。主な著書に「[図解]実家の相続、今からトラブルなく準備する方法を不動産相続のプロがやさしく解説します!」などがある。

この記事のタグ

おすすめの記事はこちら