決定版!
共有持分業者選定のポイント|共有持分を売却する方法|その他
決定版!
共有持分業者選定のポイント
共有持分業者選定のポイント
共有持分を取り扱う業者は多く存在しますが、実際に選定のポイントはどこになるかポイントを上げ解説していきます。
- 実績・事業年数
- 口コミ・評判
- 実際に査定や相談を受けてみる
- その他
具体的考察
(1)実績・事業年数
やはり実績は大きなポイントとなるでしょう。取引実績や実際に解決してきた事例の種類等、多ければ多い程安心できるということは言うまでもありません。これは共有持分に限りませんが、顧客満足度が高くなければ実績は増えてきません。業者を判断する上で最も大事なポイントとも言えるでしょう。
会社として事業年数がどれだけ長いかという点もと同様にポイントとなります。もちろん長ければそれのみで信頼できるという訳ではありませんが、「長く事業を取り組めている=信頼出来る実績があるからこそ」と言うことも出来ます。
(2)口コミ・評判
今では、ネット上に多くの口コミや評判が多く出回っています。この口コミを参考にするのも一つのポイントと言えるでしょう。
口コミが酷い内容の企業を利用しない方が良いのはもちろんですが、良い口コミばかりというのも怪しんだ方が良いです。
いわゆる「ステマ」の可能性があるためです。口コミは賛否両論あるのが通常で、極度に悪い評判以外では、ネット上のクチコミなどは過度に信用しない方がいいと言えます。
(3)実際に問い合わせ(相談)
実績や口コミを見るのも選定の大事なポイントと言うことができますが、一層のこと業者に問い合わせてみるのが一番手っ取り早いかもしれません。
多くは無料相談の対応があるので、対応の早さや内容などを見て業者を選定するのが一番良いかもしれません。その際は複数の業者に相談をし、比較検討すると良いでしょう。一括査定のサイトも存在するので、まずはそこを利用するのも良いかもしれません。
(4)その他
サイト内のコンテンツ
業者を選定する際、ホームページを見ると思いますが、サイト内のコンテンツ量も一つの指標となるでしょう。ホームページを頑張っている業者は事業にも力を入れているケースが多いと言えます。不動産というとネットには疎いイメージもあるかもしれませんが、ネットに力を入れているということは常に最新の情報を追い、事業の内容も工夫していることが多いです。
買取業者か仲介業者か
利用する不動産業者が買取業者か仲介業者かも重要なポイントです。他の相談事例の中でも述べましたが、買取業者を利用すると買取価格が安くなりがちですが、一方で、仲介業者は売り手と買い手とを仲介するので、客観的立場から、売却を進めていきます。

もちろん、買取業者が絶対ダメ!等ということはありませんが、基本的には仲介業者を利用することを推奨いたします。その他、検索ランキングも参考にすると良いでしょう。例えば「共有持分」関連で検索した際に上位のサイトに問い合わせる等です。
検索ランキングで上位来るサイトは情報が信用できる証拠でもあるので、その点も参考にすると良いでしょう。
その他にも色々な要素はありますが、やはり、問い合わせて担当者の対応等が一番重要になると思います。
ホームページの記述と異なる点があるケースもありますので、実際に問い合わせて相談してみるのがポイントかもしれません。

この記事の監修者
代表取締役 /
宅地建物取引士
CENTURY21中央プロパティー代表取締役。静岡県出身。宅地建物取引士。都内金融機関、不動産会社を経て2011年に株式会社中央プロパティーを設立。共有持分を始めとした相続トラブル・空き家問題の解決と不動産売買の専門家。主な著書に「[図解]実家の相続、今からトラブルなく準備する方法を不動産相続のプロがやさしく解説します!」などがある。