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共有物の管理方法について|弁護士Q&A

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共有物の管理方法について

共有物の修理代金のイメージ

質問共有している家の屋根が雨漏りしています。修理代金等はどうすればよいのでしょうか?

共有状態の場合各共有者は単独で保存行為が出来ます。

  • 保存行為:共有物の現状を維持する行為で、修繕等がこれに当たります。

そのため、各共有者は単独で、修繕することが出来ます。その修理代金については、

民法253条1項:「各共有者は、その持分に応じ、管理の費用を支払い、その他共有物に関する負担を負う。」

とあります。共有物に関する費用は持分の割合に応じて負担することになります。例えば、9対1の割合で共有の場合は費用も9対1で負担するということです。

共有物の修理代金のイメージ

この記事の監修者

菅原 悠互スガワラ ユウゴ

弁護士

弁護士。東京弁護士会所属。常に悩みに寄り添いながら話を聞く弁護方針で共有物分割や遺留分侵害額請求など相続で発生しがちな不動産のトラブル案件を多数の解決し、当社の顧客からも絶大な信頼を得ている。

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