よくある相続トラブル|相続手続きが進まない|トラブル事例|相続
よくある相続トラブル|相続手続きが進まない
ご相談内容
数年前に亡くなった親名義の実家に長男夫婦が住んでいます。
親と同居していた長男夫婦は当然のように住んでいますが、相続人は私を含め複数おります。長男に相続手続きの話をすると、「親を最後まで面倒見たのは自分たちだ」と繰り返すばかりで相続登記や遺産分割協議書の話がまったく進みません。
ポイント
- 現在も相続登記未了である。
- 自分は住んでいないのに不動産の権利(共有持分)はある。
解決までの流れ
すでに亡くなっている推定相続人もいたことから、司法書士に法定相続人らを限定してもらいお客様が単独でおこなえる相続登記手続きを申請、共有持分の登記手続後、自身がご所有の持分のみ売却することに合意されました。
- 相続登記にかかる費用が数十万に及ぶこともあります。(実費)
相続登記にかかる費用
- 登記事項証明書代 1物件につき600円
- 要約書にした場合 1物件につき450円
- 戸籍、住民票、評価証明書代 数千円
- 法務局への交通費又は郵送代 数千円
- 登録免許税 固定資産評価額の1000分の4
この記事の監修者
代表取締役 /
宅地建物取引士
CENTURY21中央プロパティー代表取締役。静岡県出身。宅地建物取引士。都内金融機関、不動産会社を経て2011年に株式会社中央プロパティーを設立。共有持分を始めとした相続トラブル・空き家問題の解決と不動産売買の専門家。主な著書に「[図解]実家の相続、今からトラブルなく準備する方法を不動産相続のプロがやさしく解説します!」などがある。