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自分と母の共有持分を売却したい

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自分と母の共有持分を売却したい

ご相談内容

兵庫県神戸市にある区分マンション10軒分を父から相続し、所有しています。

最近知ったのですが、マンションの名義が母、私、姉3人の共有名義になっていました。それぞれ別に自宅があるため、そのマンションには、3人とも住んでいない現状です。

現在母は、介護が必要な状況です。私と姉は仲が悪く、母に相続が発生したときのことを考えると、姉と揉めることが予想されます。今のうちに母と私の共有持分を売却したいと考えているのですが、買取をお願いできますか?

ご相談のポイント

  • 持分売却に当たっての売主側の課題
  • 共有持分の価格
  • 共有持分の買主

①持分売却に当たっての売主側の課題

不動産の共有持分の売却には、他の共有者の同意は不要です。

もっとも、実際に共有持分を売却しようとする際には、(1)共有持分の価格をどのように評価するのか、(2)共有持分の買主をどのように見つけるのか、といった課題があります。

②共有持分の価格

今回の対象不動産は区分マンションであり、賃借人のいる収益物件です。

そうなると、まず、このような収益物件全体の価格の評価をどのように行なうのか、という問題があります。

また、不動産全体の評価が出たとしても、共有持分のみの売却となると、共有持分の価格について、さらに複雑な評価が必要となります。

共有持分の適正価格を評価するためには、専門家である不動産鑑定士に依頼し、調査・鑑定を行なって貰う必要があります。

当社では、共有持分のご売却の依頼を受けた際は、毎回、不動産鑑定士による調査を行なっております。

③共有持分の買主

共有持分の購入者は、他の共有者との関係で、購入後も、不動産を利用する上で様々な制約を受けることになります。

そのため、一般の個人の方が、共有持分の購入を希望されることは殆どなく、実際に共有持分の購入を検討されるのは、法人や投資家の方に事実上限られます。

とはいえ、売主様ご自身に、買い手となり得る法人や投資家の繋がりがあることは珍しいです。

当社では、独自のネットワークで多数の法人・投資家の方にご登録いただいており、売主様のために、短期間で同時に共有持分の販売活動を行なうことが可能です。

まとめ

共有持分の売却に当たっては、共有持分の価格の評価や、共有持分の買主探し等が課題となります。

当社では、不動産鑑定士に共有持分の価格の調査を依頼する、多数の法人・投資家に短期間に同時に販売活動を行なう等の体制を整え、共有持分の円滑な売却の実現に努めています。

この記事の監修者

都丸 翔五トマル ショウゴ

社内弁護士

当社の専属弁護士として、相談者の抱えるトラブル解決に向けたサポートをおこなう。
前職では、相続によって想定外に負債を継承し経済的に困窮する相続人への支援を担当。これまでの弁護士キャリアの中では常に相続人に寄り添ってきた相続のプロフェッショナル。

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