地目が畑の場合共有持分の処分|共有持分とは|その他

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地目が畑の場合共有持分の処分

質問地目が畑の場合共有持分は売却できますか?

地目変更をすれば処分することができます。

農地のイメージ

土地というのは、用途に従い地目というものが決められています。この地目のなかで田、畑になっているものを「農地」といいこの地目の場合は、土地の売買において農地特有の手続きが必要になります。

  • 地目が農地になっていれば現況が更地であったり、明らかに田畑でない場合であったりしても登記申請の前提として、農地特有の手続きが必要になります。(農地法)
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手続き

農地になっている地目を変更、厳密に言えば農地を転用、すなわち、使用方法の変更・売買等する場合は知事又は指定市区町村の長の許可をもらう必要があります。

この許可を受けることにより、登記申請が行えるようになり、名義変更も行うことができます。あくまで、許可制ですので当然不許可のケースもあり、不許可の場合は、その土地の売買を行うことができなくなります。

この記事の監修者

松原 昌洙マツバラ マサアキ

代表取締役 /
宅地建物取引士

CENTURY21中央プロパティー代表取締役。静岡県出身。宅地建物取引士。都内金融機関、不動産会社を経て2011年に株式会社中央プロパティーを設立。共有持分を始めとした相続トラブル・空き家問題の解決と不動産売買の専門家。主な著書に「[図解]実家の相続、今からトラブルなく準備する方法を不動産相続のプロがやさしく解説します!」などがある。

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