用語集

作成日:
コンテンツ番号:1275

一身専属

意義:権利又は義務が特定人に専属し他の者に移転しない性質のこと。

解説

一身に専属する権利義務とは

民法896条:「相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する。ただし、被相続人の一身に専属したものは、この限りでない。」
民法423条:「債権者は、自己の債権を保全するため、債務者に属する権利を行使することができる。ただし、債務者の一身に専属する権利は、この限りでない。」
一身専属権の例→扶養請求権、生活保護受給権...など

民法上の規定では

使用貸借契約における借主の地位、代理における本人・代理人の地位、雇用契約における使用者・被用者の地位、委任契約における委任者・受任者の地位、組合契約における組合員の地位が一身専属があります。

保証人の一身専属性

裁判では保証が一身専属か問題になることが多くあります。身元保証契約に基づく身元保証債務は、身元保証人の相続人には原則として承継されませんが、賃貸借契約における保証人の保証債務や責任限度額の約定のある保証人の保証債務は、相続人に承継されることとなっています。

♦参考判例①:大判昭和18年9月10日判決
判旨:「「身元保証に関する法律」の施行の前後を問わず、身元保証は特別の事由がない限り身元保証人の死亡によって消滅し、相続人はこれを承継しない。」
♦参考判例②大判昭和9年1月30日判決
判旨:「賃貸借契約における保証人の相続人は、相続開始後に生じた賃料債務についても当然にその保証債務を負担する。」

共有持分の売却査定価格を知りたい方は、
今すぐお問い合わせ下さい。

売却サポートの特典として、通常、有料で提供している不動産鑑定士による調査報告書も含まれた持分の売却査定を現在無料で実施していますのでこの機会にお早めにお問い合わせください。

お気軽にご相談ください 無料相談フォーム