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- 2018/12/19
今回は共有持分について、よくお問い合わせ頂く点について、対話形式で解説していきます。
基礎知識
父が亡くなり90坪の土地を兄妹3人で相続することになりました。(長男、長女、次男)不動産共有名義を解消する基本的な3つの方法を例で示しながら解消方法を説明します。
単に複数人で共同所有(共同名義・共有名義)している場合だけではなく、親族の死亡によって突然共有持分を相続する場合もあります。
共有不動産を売却したくても意見がまとまらない…
占有権(占有の効力)とは、「占有者が占有物について行使する権利は、適法に有するものと推定する。」とあります。仮に盗んだ物であっても、事実上占有していれば、適法だと推定されます。
法定相続人は、民法900条に定められており、第一義的には配偶者たる妻、子が、その次は親や兄弟姉妹…と続いていきます。遺言書などが存在しない場合には、この法定相続分に従って、相続人らが亡くなった被相続人の財産を分けることになります。
履行の着手とは、1、一般的な不動産売買契約の場合:登記の移転や物件の引き渡し2、注文住宅:建築工事が「履行の着手」となる。注文住宅の場合は建物の建築工事が履行の着手に該当することになります。
離婚の種類は、①協議離婚、②調停離婚、③審判離婚、④裁判離婚があります。離婚のほとんどは①で完結されます。協議がうまくいかない場合②以降に進むことになりますが、いきなり裁判を提起することはできず、調停前置主義、つまり、調停をまず提起する必要があります。