基礎知識
作成日:2015.09.18
他人の不動産(土地や建物)を占有していて、それが自分のものになるという、信じられない制度です。
【要件】くだいて説明すると
所有の意思をもって平穏かつ、公然と他人の不動産を占有し続けると自分の物になってしまうのです。
飲食代のツケは1年で時効と聞いていたが、不動産に時効があったとは… (初めて知る方は必見!!)
善意無過失…10年
悪意又は善意有過失…20年
上記のように他人の不動産を自分の不動産と思い込んで10年、または他人の不動産と知りながら20年以上、占有し続けていたものは時効が成立し、時効取得することができるということです。所有者は、たまったもんじゃありません!!
【アドバイス】
・自分の土地・建物の管理を長年放置しないこと。
・いずれ土地を返還してもらえるだろうという、“甘い考えが命とり”
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