基礎知識
作成日:2014.12.08
こんにちは!
今日も一日頑張ってまいります!
共有持分アドバイザーの香月でございます。
今日は、建物の「耐震」についてちょっとした豆知識をお伝えできればと思います。
まだまだ修行中ではありますが、少しでもお役に立てれば!
日本全国、古い建物が多いですよね。
それらは、建築基準法に基づいた建築物もあれば、違法建築と呼ばれる建築物等々さまざまですね。
本日は
という豆知識をお伝えします!
簡単に言うと、1981年(昭和56年)5月31日までの建築確認は全て「旧耐震基準」とされ、その翌日から適用されている基準のことを「新耐震基準」とされております。
旧耐震基準と言えば非常に危険な建築物で、新耐震基準と言えば、どんな地震でも建物が絶対倒れない建物ではないか?と誤解されがちです。
新耐震基準であっても、「最低限度の耐震能力を持ち、震度6強や7程度の地震でも建築物が倒壊せず、中にいる人の安全を確保できる」基準と定められておりますが、要は、絶対倒れない建物を保証します!ではないのです。
ただ、「旧耐震基準」は新耐震基準と比べると耐震構造が劣ると言っても過言ではないかもしれませんね。
※すべての旧耐震基準建築物がこれに当てはまる訳ではございませんが。
新耐震基準であっても、施工上の不良や欠陥等によって本来の耐震基準を満たしていないケースもあり得ます。
多くの自治体では、耐震に関する調査費用や補強に関する補助を行っていたりしておりますので、将来的に起こるであろう大地震に備え、専門家による調査をご検討してみてはいかがでしょうか。
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