基礎知識
作成日:2016.12.01
共有している家の屋根が雨漏りしています。修理代金等はどうすればよいのでしょうか?
共有状態の場合各共有者は単独で保存行為が出来ます。
※保存行為:共有物の現状を維持する行為で、修繕等がこれに当たります。
そのため、各共有者は単独で、修繕することが出来ます。
その修理代金については、
民法253条1項:「各共有者は、その持分に応じ、管理の費用を支払い、その他共有物に関する負担を負う。」
とあります。
共有物に関する費用は持分の割合に応じて負担することになります。
例えば、9対1の割合で共有の場合は費用も9対1で負担するということです。
共有不動産の自己持分を現金化(売却)するメリット・デメリットとは?
みんなが知りたがる“共有持分3つの質問” (いくらで売れる?誰が買う?買ってどうするの?)
共有名義不動産(共有持分)とは?