共有持分の底地権(底地権を相続を想定)

   

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作成日:2017.01.27

共有持分の底地権(底地権を相続を想定)

コンテンツ番号:1939

Bは借地権が設定されている土地(底地権)を兄Aと相続しましたが、利用できませんし、現金化する方法はないでしょうか。

兄に買い取ってもらうことや自己の持分を売却する方法が考えられます。

1、底地権を共同相続した場合の、問題点。

 底地権を共同相続した場合の、問題点を考えてみましょう。

①1つの土地に対し複数の権利(借地権と底地権)がある点

②1つの権利を複数人で所有している点(相続人らによる底地権の共有)

上記の点から、土地の権利に様々な法律上の制約(利用面、処分面)が生じ、その結果、市場性がなくなり、資産価値が低くなるのです。

したがって、問題を解決に導く方向性としては、上記2点を解消させる方向が望ましいと言えます。

2、具体的解決方法

 上記2点を解決する方法としては、例えば、「底地の売却」「共有関係の解消」などが考えられます。

①底地を売却

 底地を借地人等に買い取ってもらうことで換価する方法が考えられます。

 ※借地人売却する場合は当然、借地人が承諾しなければ売却できません。

 こちらに関しては共有物の処分に該当するため、兄Aの同意も必要になる点には注意が必要です。

民法251条:「各共有者は、他の共有者の同意を得なければ、共有物に変更を加えることができない。」

Bとしては共有持分を売却する、放棄する、Aに買い取ってもらう等の方法が考えられます。

共有持分は、自己の持分に関しては他の共有者の許可なく処分(売却等)することが出来ます。

仮に兄Aが買い取っても良いなどの事情がある場合には、共有持分を買い取ってもらい換価する方法が考えられます。

※但し、兄弟間の売買などで、売買価額が近隣相場と比較してあまりにも低額の場合には贈与とみなされてしまう場合がありますので注意が必要です。

その場合は贈与税が課される場合があります。

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