相談事例
作成日:2014.12.30
コンテンツ番号:546
相続アドバイザー松原が担当しました「事例でわかる共有持分」として、長崎県諫早市の借地権共有持分をお持ちのT様のご相談内容と解決内容をご紹介します。
父が亡くなり、諫早市の借地権付きの古い建物を私達姉妹5人で相続することに。 しかし、少し権利関係が複雑で、建物は2階建てなのですが、1階部分はA社が利用しており、2階部分が共有名義である私達姉妹が利用しております。従って、建物としてはA社と私達姉妹の共有名義として登記されています。 もちろん、「借地権付き」なので、底地は別の第三者となっております。 私達姉妹はそこには住んでおらず、テナントとして貸しています。
・A社が提示する価格の妥当性の検証。
・築古の建物を持ち続けることによって、想定される共有持分権者とのトラブルの回避。
・弁護士の立会いのもと、契約が可能か。
弁護士と協議を行い、ご相談者様の意向を確認した結果、適正価格なら売却してもよいとのことでした。
不動産鑑定士の調査をもとに価格を算出した結果、A社の査定額より上回る評価額となり、それをもとに、A社と交渉を重ねご相談者様のご希望以上に沿った形で当社提携の弁護士の立会いのもと売買が成立する運びになりました。
まずは、お持ちの共有持分の適正価格がいくらなのかを知る必要がありますね。 共有持分、相続問題に強い当社と客観的公平な立場である不動産鑑定士との物件査定があったからこそ、このたびの交渉に一役買えたと自負しております。
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