共有が発生するきっかけについて

   

相談事例

作成日:2019.02.04

共有が発生するきっかけ

コンテンツ番号:408

ご相談内容

どのようなケースに共有状態が発生するのですか?共有状態になるのは、面倒と聞くので、この先発生をできるだけ避けたいと考えています。

【詳細解説】

共同購入

(1)夫婦間での共同購入

共有持分の概念は、一つの所有権に対して、それぞれの持ち分に応じ、共同所有をする形態を言います。

そんなことあるの?と思う方もいるかもしれませんが、代表的なものは共同購入です。


典型例は、夫婦で家やマンションを購入する場合がこれに当たります。

最近では結婚しても働き続ける奥さんも多く、経済力がある女性が増えています。

今までであれば、夫が単独でローンを組むケースが多かったですが、最近ではペアローンを組み共同で物件を購入・ローンを組むことで、高価な物件を購入することができます。


さあ、大きな家、マンションで幸せな生活が始まりました。しかしながら、少なからず離婚してしまう夫婦がいます。

その際、共同購入した家やマンションはどのようになってしまうのでしょうか。

夫婦関係が破綻した以上、一緒に住み続けることはないと思います。

このような場合に共有持分の問題が発生します。家を共有持分の割合で分断する…そんなことはできません。

(2)第三者との共同購入

共有持分の状態になるのは不動産に限りません。

例えば、車を友人と半分ずつお金を出し合い、共同して購入する場合も共有持分の状況は発生します。

この場合は、持分割合はお金を出した割合(1:1)になります。


(1)(2)では所有権に関する共有でしたが、所有権以外の場合にも同じような共有持分の状況は発生することがあります。

その場合、「共有」ではなく、「準共有」とされます。

 

相続

次の典型例は相続が発生した場合です。

相続が関係してくると権利関係が複雑になりばかりか、相続財産をめぐって親族間で骨肉の争いに発展…なんてことも少なくありません。


例えば、被相続人Aがなくなり、二人の子供(BC)が甲土地を相続したとします。BCの相続分は2分の1ずつになり、それぞれ土地に関する共有持分も2分の1となります。

(※相続放棄をした場合等は異なります)

被相続人のAの時代、甲土地はAの単独所有でしたが、相続が発生し、相続人が複数人いることで、意図せずとも共有状態が発生してしまいます。

 
共有持分の概念は具体的に「ここからここまでがBのもの」というわけではなく、共有物全部につき権利を有し、その全部について利用する権利を有します。

また、BCに家族(相続人)がおり、BCのどちらか、また一方がなくなり、さらに相続が起きた場合、権利関係は一層のこと複雑になってしまいます。


仲が良い兄弟か否かにかかわらず、その土地の利用方法についてもめる可能性があります。すんなり利用方法がまとめればよいのですが、普通出来るだけ自己に有利になるよう希望します。

まとめ

民法にはこんな規定があります。

(共有物の分割請求)

民法256条:「各共有者は、いつでも共有物の分割を請求することができる。」

共有状態のばあい、各共有者は「いつでも」共有物の分割請求をすることができます。共有状態はあくまで、例外であり、基本的には1つの物に対して、所有権は1つであるべきで、権利関係が複雑な共有持分はできるだけ解消しやすいように規定されています。


もちろん、うまく利用すれば、共有もメリットはあります。

ただ、一方で「争いの火種になりやすい」ということもできます。


一度争いになってしまったら、なかなか解決することはできません。そのような場合、は自己の持分を売却して、争いから抜け出し、解放される。というのも一つの方法です。


相続などによって意図しない共有状態が発生してしまうのは仕方ありませんが、共同購入などのような場合には、事前にリスクを考える、また事前にリスクヘッジをしておくことが重要です。

 

不動産共有持分をどういう人たちが買うの?

共有不動産の自己持分を現金化(売却)するメリット・デメリットとは?

共有名義不動産の自己持分のみの売却理由ランキングを公開!

みんなが知りたがる“共有持分3つの質問” (いくらで売れる?誰が買う?買ってどうするの?)
共有名義不動産(共有持分)とは?

その他の記事

共有名義不動産トラブルの解決策をご提案します。

共有持分の売却について

2000件を超える解決実績

動画でわかる!共有名義不動産

主な7つの解決方法

家族信託のすすめ

共有名義の不動産 基礎知識

書籍の紹介

メディア出演 掲載実績

国内の共有持分売買市場について

借地権・底地も専門仲介で売却!

共有名義不動産でお悩みの方は、専門家への無料相談をご活用ください。

共有名義不動産の専門家である私たちが、問題解決を図るため、早期に共有状態を解消するための最適なアドバイスやご提案をいたします。

お電話でかんたんにお話頂いた後、ご面談が必要かどうかご判断いただいても結構です。

私たちは共有不動産のご相談を受けた場合、各専門家らが協議し、共有関係をいかにして解消するのか、
お客様が望む解決案を聞いた上で、実態に即したご提案をさせていただきます。

共有名義不動産トラブルの解決策をご提案します。

共有持分の売却について

2000件を超える解決実績

動画でわかる!共有名義不動産

主な7つの解決方法

家族信託のすすめ

共有名義の不動産 基礎知識

書籍の紹介

メディア出演 掲載実績

国内の共有持分売買市場について

借地権・底地も専門仲介で売却!