共有持分の整理と売却について

   

相談事例

土地

作成日:2018.12.25

共有持分は売却だけが解決方法ではない

コンテンツ番号:375

ご相談内容

私(A)はBCと父の残した甲土地等を共有しています。

現在、甲土地を実際に利用(住んでいる)のは、弟夫婦のBDですが、末っ子の弟とともにほかの共有不動産を含めて、共有持分を売却しようと考えています。

お金に困っているわけではないですが、共有持分はいつか整理はしないといけないと思っているのですが、売却するしか方法はないのでしょうか。

ご相談内容

【詳細解説】

1、共有持分を維持することを考えるのも一つの手

現在、甲土地の法律関係はABCの共有状態です、ABCは兄弟であり、血縁関係にあります。

仮に、ACがACの共有持分のみ売却した場合には、関係のない第三者が権利関係に入ってくる可能性があります。


共有持分は売却すれば解決、売却することで解決という単純な場合ばかりではありません。

甲土地に関しては、売却して、関係なくなったとしても他の財産について、関係がある場合はどうでしょうか。


そのような場合は、一斉に整理する方がよいと言えます。

また、売却する必要がないのであれば、無理に売却する必要もありません。

2、分割請求(共有物分割請求訴訟)

(共有物の分割請求)

民法256条:「各共有者は、いつでも共有物の分割を請求することができる。…」

このように、各共有者は分割請求をすることができます。

分割の方主な方法としては、①現物分割、②代金分割、③価格賠償による分割の3つに分けられます。

①現実分割は共有物を現実に分割する方法です。
土地であれば共有持分の割合に応じて分割します。

代金分割は、共有物全部を売却してその売却代金を共有持分の割合で分ける方法です。

価格賠償は、共有者の一人がすべての所有権を得る代わりに、他の共有者に金銭で賠償することで、共有を解消する方法です。

 

(裁判による共有物の分割)

民法258条:「共有物の分割について共有者間に協議が調わないときは、その分割を裁判所に請求することができる。」

各共有者は少しでも自己に有利になるようにしたいという思惑があるでしょう。

分割自体はしたくても、どの分割にしたいかわからない…そんな場合、裁判(共有物分割請求訴訟)になっていきます。

こうなると、裁判所、すなわち、司法の力によって解決するため、心情的に解決ができるかと言うと、そうではないケースがほとんどだと思います。

話がまとまらないという場合、共有に強い専門家に相談してみると意外な解決方法を提示してもらえるかもしれません。

3、その他(交換という整理方法)

共有状態で不動産を所有しているということは、売却や譲渡した場合に不利になったり、そのまま放置しておくと相続が起きた際、どんどん共有状態は細分化され、権利関係は益々複雑化してしまいます。

その時に処分や整理をしたと思っても…すんなり整理はできません。

そのため、共有状態にある場合はできるだけ、整理を早くすることが重要になります。

 

例えば、本件では兄弟で複数の不動産を共有しているようです。

先祖代々の土地で売却したくない、ただ、整理はしないと…というケースもあるかもしれません。

その場合は、共有持分を交換して、それぞれ独立した不動産として所有する形態にすることも可能です。

とすることで、完全な所有権としてABCが甲乙丙土地を所有することができます。

ただ、実際にはそう簡単にいかないケースが多いです。土地の場所や、面積、何より価値が違う等、条件提示の仕方、交渉の仕方が非常に重要になってきます。

 

当社では、交換によるだけではなく、事案に応じた、最善の解決策をご提示させて頂きます。

これができるのは、多くの相談解決実績がある当社ならではです。弁護士や税理士などをはじめ、共有関係に詳しい専門家ばかりです。

共有持分は売却するだけが解決ではありません。是非一度ご相談ください。

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共有名義不動産の専門家である私たちが、問題解決を図るため、早期に共有状態を解消するための最適なアドバイスやご提案をいたします。

お電話でかんたんにお話頂いた後、ご面談が必要かどうかご判断いただいても結構です。

私たちは共有不動産のご相談を受けた場合、各専門家らが協議し、共有関係をいかにして解消するのか、
お客様が望む解決案を聞いた上で、実態に即したご提案をさせていただきます。

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