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作成日:2017.03.14

他の共同相続人がこの使用貸借を解除する事は管理行為か?

alt他の共同相続人がこの使用貸借を解除する事は管理行為か?

コンテンツ番号:2240

父Aが死亡しましたが、子Bは生前父Aから使用貸借(タダで家を借りる)していました。
Aの死亡後他の相続人CDが使用貸借を解除する事を考えていますが、Bの同意はいるのですか?

alt他の共同相続人がこの使用貸借を解除する事は管理行為か?

解決までの流れ

CDの同意のみで使用貸借の解除をすることができます。

解説

1、使用貸借の貸主の死亡によって使用貸借契約は終了するか。

(1)使用貸借の終了原因について民法にこんな規定があります。
民法599条:「使用貸借は、借主の死亡によって、その効力を失う。」

とあります。
借主が死亡した場合には、相続の対象とならず、使用貸借は終了します。
それでは、「貸主」が死亡した場合はどうでしょうか、貸主が死亡した場合について、規定がないので問題となります。

(2)使用貸借の貸主の死亡
結論からすると使用貸借の貸主が死亡した場合、終了原因にならず貸主たる地位は、相続人に承継されます。借主の立場になって考えてみると、使用貸借として家屋を借りて、すぐに貸主が死亡したので、使用貸借は終了です。
「出て行ってください。」というのではさすがに酷ですよね。※逆に相続人としてはただで貸しているので、出て行ってもらいたいと思うでしょう。
そのような場合は…

民法597条2項:「当事者が返還の時期を定めなかったときは、借主は、契約に定めた目的に従い使用及び収益を終わった時に、返還をしなければならない。ただし、その使用及び収益を終わる前であっても、使用及び収益をするのに足りる期間を経過したときは、貸主は、直ちに返還を請求することができる。」

を使っていくことが考えられます。 ある程度の期間が経過していれば、「目的に従った使用収益は終わったはずなので、返して下さい。」などの主張をすることが考えられます。 このように使用貸借は貸主の死亡によっては終了しません。

2、他の共同相続人がこの使用貸借を解除する事は管理行為かについて

上記のように、使用貸借は貸主の死亡によっては終了しませんが、この借主は共同相続人でもあります。 解除を求めているのも共同相続人です。

このような場合、解除するには全員の同意がいるのでしょうか。

民法252条:「共有物の管理に関する事項は、前条の場合を除き、各共有者の持分の価格に従い、その過半数で決する。ただし、保存行為は、各共有者がすることができる。」

保存行為に当たれば、各共有者がすることが出来ますが、処分行為となってしまうと全員の同意がいることになります。
参考判例を見てみましょう。

♦参考判例:最高裁和29年03月12日判決

判旨:「共同相続人の1人が相続財産たる家屋の使用借主である場合、他の共同相続人においてなす右使用貸借の解除は、民法第252条本文の管理行為にあたる…したがつて共有者(共同相続人)の過半数決を要する旨判示するところであつて…」

としています。

全員の同意がいるとしてしまった場合、Bはただで家を借りているので、通常同意するとは考えられません。

そこで、管理行為とすることで、持分の過半数によるとすし、問題解決を図っています。

相続財産が相続によって法律関係が錯綜することはよくあるお話です。
共有関係になりお悩みの方、是非一度ご相談ください。

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